苔の育て方

4億年前、海から陸へ上がった最初の植物

生きた化石、地球の表皮とよばれ、CO2が現在の20倍といわれた過酷な環境から氷河期をも生き延びたきわめて順応性の高い植物です。

土・肥料がいらず、水と太陽光のみで成長

土のないところでも真っ先に生育し、自らが養分となり他の植物を育てる、生態系の回復基盤材です。
スナゴケは、火山の噴火による溶岩流地や海岸域の砂丘などの無機質で乾燥した場所に育成する代表的なコケです。太陽光の強い光や急激な乾燥に耐える性質を持っています。
ハイゴケは、腐食土壌や砂地等のやや日のあたる場所に群落をつくり生育します。
地を這うように重なりあって生育するのでハイゴケと呼ばれています。

乾燥に強く仮眠状態で1年以上生命を維持

1年以上水分補給せずとも自ら仮眠状態となり生命を維持水分を得れば細胞は再活動を始めます。
※スナゴケ・ハイゴケの場合。

顕微鏡で覗いてみると。

顕微鏡写真

CO2の吸収・固着率が他の植物より非常に高い

他の植物は、吸着したCO2を根や落葉から固着量以上放出するが、それらを持たないコケは、CO2を半永久的に固着し続けます。
無機質上で乾燥度が高い場所に育成できるコケは腐食化の進行が極めて緩やかであるためCo2を固定したまま堆積し、ピートモス(泥炭層)を形成してゆきます。このことからコケは他の植物に比べてCO2の固定化能力が非常に高いといえます。

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