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スナゴケ |
その他のコケ |
太陽光の照射 |
日向 |
半日影または日影 |
生育に好む方角 |
南向き |
北向き |
水分・湿度 |
乾燥に強い |
適度な湿度が必須 |
環境適応能力 |
非常に高い |
普通 |
生育基盤 |
無機質でも可能 |
一定の湿度を保つ土壌が必要 |
肥料の必要性 |
不要 |
種類によって必要 |
生育のしやすさ |
容易 |
難しい |

- コケは海藻が進化したもので、世界中に約25,000種、日本には約2,500種が生息し、そのなかでも特にスナゴケ(ギボウシゴケ科)は、乾燥や強風、温度・湿度をものともせず、先駆的に繁殖し緑を形成します。コケには根がないので必要な水分や養分は大気中から吸収し、生育のための土壌を必要としません。

- コケは強靭な生命力をもち、太陽光と大気中に適切な湿度さえあれば生育でき、仮に乾燥により水分がなくなっても仮死状態で生き続けます。また、コケは同じ種であってもさまざまな色彩を放ち生育していきます。これは、コケが生育環境の微細な変化に対応しているからです。季節、気象条件、光の明暗や他の生物からの影響などによって色や形態が固定されることなく、生育環境に応じて多様な生態系を形成していく植物です。

- コケは他の植物と同様、炭酸ガス同化作用により炭素を体内に固定化する働きをもっています。一般の植物は枯れて土中で腐食することで二酸化炭素を大気中に還元していきますが、生命活動を休止したコケは酸性で腐食化の進行が極めて緩慢であるために炭素を固定したまま堆積し、ピートモス(泥炭層)を形成していきます。このため、コケは他の植物にくらべて長期的には炭素の固定化度が著しく高いといえます。

